緑茶やコーヒーの効果

緑茶

何気なく飲んでいるものに知られざるパワーがある

毎日習慣的に飲んでいる人も多い緑茶。
日本人なら緑茶のやさしい香りとに誰もがホットしてしまうと思います。

そんな緑茶には実はすごい効果があるんです。
国立ガン研究センターは、緑茶を習慣的に摂取している男女は、すべてにおいての死亡リスクや心疾患、男性の脳血管疾患や呼吸器疾患による死亡リスクが減少すると発表しました。

この研究では、お茶を飲む頻度によって4つのグループに分けてそのあとの全死亡及びガン、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などによる死亡の原因との関連を分析。
結果によると緑茶を1日1杯未満飲むグループと比較した場合に、1日1〜2杯、3〜4杯、5杯以上のグループは死亡リスクが明確に減少しているのがわかります。

緑茶を多く飲むほうがリスクが低くなるのであればこれから毎日たくさん飲みたいですよね。
以前から緑茶には心臓病のリスクを下げてくれると言われていました。
心臓の動脈を柔らかくしてくれる効果があるので、血圧の変化に柔軟に合わせられるのがその理由なんだそう。

もちろん抗酸化物質のフラボノイドやカテキンによる免疫t力アップの効果は皆さんも知るところですよね。
口臭予防や肥満への効果など、緑茶は本当に私たちの健康に役立ってくれるのです。
毎日意識して飲むようにしたいもの。

コーヒーにもすごい健康効果

コーヒーの健康効果に於いては、度々議論が巻き起こりますよね。
依存性があるとか、あまり健康には良くないとか。

緑茶の健康効果の研究と同じくしてコーヒー摂取との関係も調査した結果も出ています。
コーヒーをほとんど飲まないグループと、1日1杯未満、1〜2杯、3〜4杯、5杯以上にわけて調査した結果、コーヒーを飲む量が増えるほど、死亡の危険度が減る傾向が発見されました。
死因別に見てみると、ガンでの死亡危険度についてはあまり関連はなかったようなのですが心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患での死亡についてはコーヒーを飲んでいたほうが危険度は低下するようです。

ただ、5杯以上飲む場合にはちょっとリスクがあることも頭に入れておいたほうがいいでしょう。
適度に1日3〜4杯ぐらい飲むほうが一番健康効果を感じられるデータとなっています。

コーヒーにはカフェインが含まれていることは周知の事実。
このカフェインには脂肪燃焼効果の他にもうつ病のリスク軽減にも役に立つそう。
血行を良くし、基礎代謝や自律神経の働きを高めさらに利尿作用があるので体内の老廃物を素早く排出させてくれるのも見逃せない効果です。

毎日のコーヒーブレイクは私たちの健康にも役に立っているんですね。
緑茶とコーヒーを毎日意識して健康的な生活を手に入れましょう。