服薬のロボット

薬を飲むのって忘れてしまいがち

病院にいって薬をもらってくるのはいいのですが、毎日食後とかにきちんと薬を飲むのって大変ですよね。
飲まなくちゃいけないと思ってても、習慣付いていなければ忘れてしまうことも多いもの。

でも、お薬はきちんと出された量を決められた用法で飲んでこそ意味があるというものです。
そういった飲み忘れや薬の間違いを防いでくれるのが服薬ロボなのです。
服薬支援ロボは、薬の飲み忘れや飲み間違いをきちんと防いでくれるのはもちろんのこと、お薬の服用履歴もしっかりデータ管理してくれるという優れものです。

この服薬支援ロボは、ちょっと大きめなボックスのような大きさ。
大きな液晶画面はタッチパネルになっていて操作も簡単。
薬をカセットにセットして、タッチパネルで薬を飲む時間や日付などを設定するだけの操作です。

あらかじめセットしておいた時間になると、聞き取りやすい音声で薬の服薬時間なことをお知らせしてくれるのです。
この音声の音量や、リピート回数も自分で設定できるので嬉しいですよね。

時間になると、取り出し口からその時に飲む分のお薬が自動的にでてきます。
ピルケースに一回分の薬をセットしてそれをカセットに収納するようになっているんです。
一つのカセットには7個のピルケースを収納することができます。

服薬ロボの活用法

設定した時間になったら音声と画面の表示にてわかりやすくお知らせしてくれるので、介護の現場での活躍はもちろん、高齢者のお薬の付き合い方をさらに便利にしてくれますよね。
薬を過剰に摂取してしまう危険も減りますし、飲み忘れはもちろん飲み間違いなども防ぐことができます。
実際に医療や介護の現場からの評判もいいようです。
毎日毎日薬の摂取スケジュールを復唱しつつ、何度もチェックする作業や、服薬時間を気にしつつの介護、服薬の時間間違いなどのストレスがかなり軽減されているといった声が多いのも納得。

介護や医療に従事している人にとっては、毎日の作業量は膨大です。
忙しい中での薬の管理や服薬チェックなどは、本当に大変なもの。

毎日やらなくてはいけなかった薬のセッティングなども、この服薬支援ロボを利用することで確実に作業時間を減らすことができ、他の作業に時間をかけることができますよね。
耳が聞こえにくくなってしまった高齢者の方でもきちんと聞き取れる音量で教えてくれるので、高齢者自身も自分で薬をしっかり飲むことができるという自信にもつながります。

介護業界は人手が足りない割に作業量が多くなりがち。
お薬の管理は、介護が必要な方にとっては命にも関わる重要なことですから、こういった薬の管理を楽にできる服薬支援ロボは大活躍してくれるのではないでしょうか。